痛快、盛大、ド迫力のハリウッドのアクションシーンを文字通り命がけで支えてきたスタントマン讃歌!金と権力渦巻く映画業界の闇をその勇気と職人技で跳ね返し、うまく行かなかった過去の恋も手繰り寄せる。気楽に笑えて気分もスッキリ、やっぱり希望を見せてくれる映画はいいね
そもそもスタントマンだから少々の離れ技くらい簡単に出来るぜ!の世界線だから主人公のやってることはめちゃくちゃヒーロー然としてるんだけど、ゴズリンがいちいち情けない顔をしてくれるので(ギリギリやってんだ・・)のリアリティラインを確保してるのが巧かった。
これだけのアクションなので当然この映画にもスタントマンが付いていて、スタントマン役のスタントマンがいっぱい居てEDに撮影風景が出てくる。この映画でスタント出来るのは冥利に尽きるものがあるだろうね。
そして彼らが何より映画が大好きで、映画文化の一端を担っていることを諸所で感じられる描写。俳優や製作やプロデュースなどと同じように、スタントマンが評価される機会があればいいよね。