masayaさんの映画レビュー・感想・評価

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開戦前夜(2026年製作の映画)

4.1

昭和16年夏、極秘裏に全国から集められ、日米もし戦わばの予測を命じられた俊英たち。予測結果は「必敗」だった。しかしその予測は聞き届けられず、日本は対米戦争に傾れ込む。誰が判断を誤ったのか。人々は何に飲>>続きを読む

映画ちいかわ 人魚の島のひみつ(2026年製作の映画)

4.0

報酬100倍にグルメ無料、そんなイイ話には裏がある。パラダイスみたいな島でちいかわ達を待っていたのは弱肉強食と復讐の連鎖だった・・子供が悲鳴上げるような場面はなく、ちょっと後味悪めの余韻こそがこの作品>>続きを読む

トロフィー(2026年製作の映画)

4.2

在日4世のソヒと日本人のミライちゃん。新世代は軽やかに国籍を飛び越え文化で繋がる。その分親世代の葛藤や譲れない思いに気付けず、父の宝物である祖国の勲章を売ってしまったりする。相互理解とは、相手の大切を>>続きを読む

ユマカウンティの行き止まり(2024年製作の映画)

4.1

アリゾナの砂漠のど真ん中のガソリンスタンド。給油車が事故で来ないから、隣設のダイナーは足止め客でごった返す。逃走中の銀行強盗までも。来客の度に繰り返す緊張、絶妙な均衡、そして当然の破局。
犯罪者vs善
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カプリコン・1(1977年製作の映画)

4.1

火星着陸計画の宇宙飛行士3人が発射直前に拉致された...‼︎国家の陰謀に従い名声を得るか、科学者の矜持に従い反逆者になるか究極の選択、彼らは逃げた!ポストトゥルース時代を見越したようなポリティカルサス>>続きを読む

シンシン アンド ザ マウス/SINSIN AND THE MOUSE(2026年製作の映画)

4.1

肩を寄せ合って生きてきた母が世を去り、まるで世界を喪ったように生きてきた女性が、雨降る台北の街で出会った不思議な青年と過ごす一昼夜。聴覚の記憶は最初に失われる、でも今際の際に最後に残るのは聴覚。繊細で>>続きを読む

急に具合が悪くなる(2026年製作の映画)

4.2

認知症ケアの現場の構造。余命宣告を受けてからの生の意味。それぞれの場所で戦っていた2人の女性はまるで約束されていたかのように出会う。分断を解くのも、構造を崩すのも難しい。でも、悪あがきしてやろうじゃな>>続きを読む

黒牢城(2026年製作の映画)

4.0

信長に叛旗を翻し籠城する荒木村重と、そこに囚われた黒田官兵衛。城内で起きる不可思議な事件の数々を、殺さずの城主と稀代の名軍師の二人が互いの腹を探り合いながら解いていく。そして地下牢の薄明りの中で、彼ら>>続きを読む

NEW GROUP(2026年製作の映画)

4.0

ある日、校庭に組体操のピラミッドを作る"集団"が現れた。魂抜かれたような集団は人数を増やしていき、やがて校長のお墨付きを得、笑っていた人たちも巨大ピラミッドの一員に。全体主義の洗脳の恐怖をこの上なくダ>>続きを読む

メモリィズ(2026年製作の映画)

4.3

離れていても送られてくる家族の写真や動画に元気が出るのは何故だろう。初めて来た町、あったことがない人を懐かしく思う気持ちは何処から来るんだろう。人の記憶や感情に、映像や音声の記録が媒体となりもたらす不>>続きを読む

モブ子の恋(2026年製作の映画)

4.0

超絶目鼻立ち整い美少女の桜田ひよりさんをして地味で寡黙で消極的な女の子を演じさせる大胆さ!甘酸っぱい彼女の恋と、甘くない人生の岐路とを対比するようにして語られるのは、効率至上の現代で切り捨てられる一つ>>続きを読む

霧のごとく(2025年製作の映画)

4.2

戒厳下の台湾。連行され処刑された兄の遺体を引き取りに、少女が一人台北に旅立つ。おぞましい圧政と腐敗の中でも、希望を持ち続け、個人が行動する勇気を描く。途中軽やかなコメディや冒険を織り交ぜながら、自国史>>続きを読む

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年製作の映画)

4.0

歴戦の賞金稼ぎが異種族の赤ん坊を連れて銀河を飛び回る!庇護の対象がいつの間にかバディになっていく。ジェダイは出なくてもしっかりスターウォーズで大満足。ロッタの人生に幸あれ。
大きい者には大きい者の、小
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シンプル・アクシデント/偶然(2025年製作の映画)

4.0

かつて捕らえられた市民の尊厳を踏みにじり、人生をめちゃくちゃにした義足の看守。一生忘れもしないその男が、再び目の前に現れた。今は家族を愛する優しき男の姿で。憎しみの連鎖は止められるのか、止めるべきなの>>続きを読む

Perfume“コールドスリープ” -25 years Document-(2026年製作の映画)

4.1

25年をわき目も振らずに駆け抜け、これからも力尽きるまで走り続けただろう彼女たちに、個人の人生という「選ばなかった道」を提示したのは、もう1人のPerfumeというべき存在だった。ファン必見の活動凍結>>続きを読む

サンキュー、チャック(2024年製作の映画)

4.2

ゆっくりと、だけど着実に滅びゆく世界に埋め尽くされる「ありがとう、チャック」の言葉。世界の終わりの静寂の不思議な美しさと消えない違和感‥この世界は一体何なんだ?
時間を遡り次第に明かされる主題に驚き息
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オールド・オーク(2023年製作の映画)

4.2

奪い合うのではなく分かち合う。憎み合うのではなく手を取り合う。傍観者ではない一歩を踏み出す。かつて父母たちがそうしたように。
衰退し続ける故郷に巻き起こるヘイトの波、それに抗う弱き者同士の団結を描く。
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

3.9

高度に発達した電脳技術とサイボーグ技術によって、生命や人格の境界線の曖昧さが露わになった近未来を描く。多少の古びた部分はありつつ、その後の傑作SF群の大原点としての発想の豊かさ、設定の強さをしっかり受>>続きを読む

最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編(2026年製作の映画)

4.1

ついに来てしまった久美子たちの最終学年。メンバー全員で目指す全国金賞は厳しい練習と紆余曲折とジレンマの先、追加された多くのカットでTVシリーズからさらに輪郭明らかに。"彼女"の憂い顔を最後に映して、後>>続きを読む

炎上(2026年製作の映画)

4.0

少女が破滅して「無敵の人」になるまでに何があったか。家庭での地獄から逃げた先の歌舞伎町には、自由という名の地獄があった。
どんな地獄でも、他者と繋がることからは逃れられない。だからその代わりに、自分が
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みんな、おしゃべり!(2025年製作の映画)

4.3

隣に引越してきたのは、全く言葉が通じない人たちだった!?ディスコミュニケーションが相互不信を生む過程を描いた上で、それでも理解し合う為の言葉を探し続ける。
映画の作り方が斬新で一瞬も気を抜けなかった。
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ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。(2026年製作の映画)

4.0

世界中の何処にも似た物がない東京のパンク。それは街の片隅のライブハウスで生まれた。まだ名前のない感情、形状する言葉のない心の震えと共に。
誰でも出来る、誰でも作れる音楽、それを最初にやった。0から1の
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終点のあの子(2026年製作の映画)

4.2

本当はもっと近くに行きたかった。ずっと側に居たかった。特別なあの子は何処までも特別で、平凡な私は平凡にしか生きられず、二人は傷つけ合うしかなかった。多感な時期、閉鎖的な学園生活ですれ違った魂の痛みを叙>>続きを読む

プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年製作の映画)

4.1

地球の危機に人類が選択したのは、半ば投げやりな片道作戦。行ってこいされた宇宙の果てで、科学者は別の星系から同じように故郷を救いに来た異星人と遭遇する。意志の疎通から相互理解、同じ目的に突き進むアツアツ>>続きを読む

アメリと雨の物語(2025年製作の映画)

4.0

1960年代の神戸。ベルギーからの外交官の家族のもとにアメリは生まれた。これは心の中にずっと残る、沢山の慈愛を受けながら育った日々について語られた物語。幼子のまなざしが映した日本の四季とやさしい人々を>>続きを読む

パリに咲くエトワール(2026年製作の映画)

4.3

時代は確実に変わりつつある。でも、私達はそれすら待っては居られない!芸術の都パリを舞台に二人の少女が影響しあってそれぞれの夢に手を伸ばす、一本気で一生懸命な物語を丁寧でゴージャスなアニメーションで彩る>>続きを読む

超かぐや姫!(2026年製作の映画)

4.2

元ネタに誰もが結末を知る世界最古の物語持ってくる胆力、だからこそ2人が仲良くなるに連れて切なくなるけど、そんな憂いは軽く"超"えていっちゃう歌って踊れて熱量全開の令和のかぐや姫。やおよろず、有象無象に>>続きを読む

スペシャルズ(2026年製作の映画)

4.1

ターゲットを仕留められるのはステージ上だけ。てことで、一匹狼の殺し屋たちがどつき合いながらダンスを習い始める。初め嫌々でもやってるうちにみんなと踊るの楽しいな?ってなってくる。
迫力の銃撃戦とのギャッ
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花緑青が明ける日に(2026年製作の映画)

4.0

秘密基地のようなその家は、三人にとっていつかは出ていかなければならないゆりかごだ。そこで花火を作り、上げることは、ゆりかごとの別れをやり切る為のけじめのようなもの。きちんと終わらせるのって、なかなか難>>続きを読む

木挽町のあだ討ち(2026年製作の映画)

4.1

花のお江戸の芝居小屋、千穐楽の幕が下りたその矢先に始まった仇討ち騒動。衆目の中、見目麗しい美少年が荒くれ博徒を討ち果たす。誰の目にも完璧に見えたそれは、哀しくも周到に用意された"フェイク"。
世の条理
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レンタル・ファミリー(2025年製作の映画)

4.1

この国では、幸福な家族像は理想化されてごく画一的。手に入らないその像を求めて、あるいは穴埋めのように、人々は嘘を選ぶ。多彩な家族が暮らす数万の小さな窓。それを見つめる外国人の眼から見た優しい嘘の街・東>>続きを読む

ブゴニア(2025年製作の映画)

4.2

ガンギマリの陰謀論者が著名な女性実業家を誘拐!目的は金ではない。発言の端々から異常性を隠しきれない犯人に対して、実業家も相当の口八丁で状況をコントロールしようとしてきてカオス。搾取vs怪電波の行方は・>>続きを読む

ほどなく、お別れです(2026年製作の映画)

4.0

誰もが避けられない死による別れ。だからこそ、直面した人が区切りをつける為の葬儀は大切な儀式になる。
故人を見送る場所と時を遺族に寄り添いながら作り上げる葬祭プランナーの仕事は、今の乾いた社会の中で一際
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涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.0

ある朝、涼宮ハルヒが世界から消えた。圧倒的ヒロインを中心に非日常が続く毎日か、平凡な日常を繰り返す毎日かの究極の選択。そのままアニメをはじめとするカルチャーが生活にあるかないかの対比を表してるんだよな>>続きを読む

黒の牛(2024年製作の映画)

4.1

禅の教えを説く「十牛図」をモチーフに、悟りをひらくまでの道程をモノクロの極上の映像美で記す。得ればこそ喪い、喪えばこそ探し求める。そして初めに還る。悠久の時間と空間を描いた上で観た者の残りの人生をもっ>>続きを読む

銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き(2026年製作の映画)

4.1

掃き溜めみたいな宇宙駅から清掃奉仕の不良たちを乗せた宇宙地下鉄が発進&暴走開始!?何言ってるのか自分でもよく分からないが、ご機嫌昭和ポップス(拓郎×キャンディーズ!)に載せてどこかとんでもない所へ走り>>続きを読む