お金持ち一家の家にプレゼントを届けに来たサンタがその家に入った強盗集団に遭遇し、一家を助けるために一役買う話。
そもそもR指定ついてて子供見れないし、映画にバイオレンスを求めてる客層はクリスマスに夢を持ってなさそう(偏見がすぎる笑)なのに、ちゃんと夢を壊さないところが笑える。なのにバイオレンスも全く手加減しない。特にサンタ覚醒後は、そんなに悪そうに見えないヤツらを容赦なく殺しまくってて最高。
敵を無力化させてるから、わざわざトドメ刺さなくてもいいのに、絶対息の根止めに行くあたりもイカれてて良い。でも結局1番痛そうなのが『ホーム・アローン』的な女の子の仕掛けに引っかかる強盗犯のシーン。こういうクリスマス×グロみたいなのって結局『ホーム・アローン』オマージュが1番痛そうなんだよね。
やっぱり家族でみれるクリスマス映画😊な、『ホーム・アローン』に少なからずみんな恐ろしい暴力性を感じたからこそ、後にこういうクリスマス×バイオレンス作品が多いんだろうなと思う。
最後のキリストの復活ならぬ、"サンタの復活"もちゃっかり「信じることが大事」みたいな宗教の本質的なこと言ってて面白かった。サンタさん、ちゃんと片手にナイフ突き刺されてたしね。