夢のあるハートフルなバイオレンス映画でした。
はあ？と思ったらとにかく観て欲しい。
ハートフルとバイオレンスは共存できるんや・・・
本物のサンタ VS 武装強盗集団と言うとネタくさいんだけど、B級とは言えないちゃんとした満足感が得られるA級品。グロはグロとしてかなりしっかりしてるのに、それでいてクリスマスムービーとしての温さもしっかりあるのがすごい。これぞハートフルとバイオレンスの共存。
猟奇的な悪いサンタ（ブラックサンタ系）の映画ならこれまでにもあったけど、違うんです。このサンタはサンタを信じてるいい子のためにやむをえず戦士と化した良いサンタなんです。戦闘なんて無理と言いつつ、バーサーカー(ヴァイキングかな？)と化したサンタの無双っぷりが面白い&カッコ良かったし、クリスマスシーズン定番のアレやコレやが武器になってるのが最高でした。あの星とキャンディ・ケーンとえんとつの使い方がホント好き。ホント好き(好き過ぎて2回言った)。
劇中にしっかり映画の名前が上がっていたけど、単身で武装強盗と立ち向かうサンタは「ダイハード」のマクレーン刑事っぽさがあるし、後半は「ぎゃ〜痛てぇ〜！このガキ〜！」って叫ぶくらいでは済まない、本気で殺りにくるタイプの容赦ない「ホーム・アローン」で思わずニヤニヤでした。
