てるる

オオカミ狩りのてるるのレビュー・感想・評価

オオカミ狩り(2022年製作の映画)
4.2
しゅじゅちゅ!

fan's voiceさんオンライン試写会にて。

個人的にアカデミー賞よりも注目してるのがトロント国際映画祭のミッドナイトマッドネス部門。
2022年に上映され、好評を博したというので楽しみにしてました!

貨物船で凶悪犯たちを輸送中に反乱が起きて、警察VS凶悪犯のサバイバルバトルかと思いきや、謎の怪人まで登場して三つ巴。

この怪人が登場してからは思ってたのと違う斜め上の展開に「え?」てなった。

個人的には警察VS凶悪犯だけで良かったとは思うけど、この怪人は怪人でぶっ飛んでて、最後まで徹頭徹尾グロゴアを貫いてたのが好感度高い。

凶悪犯たちはもう簡単に人殺しまくるし、怪人はバラエティに富んだ人体破壊を見せてくれて最高です。

最近で言えば「哭悲」なみの血飛沫と人体破壊だけど、こっちはレイプシーンとか無いので純粋にゴア描写を楽しめるのも良い。

そして本当に誰が生き残るか分からない展開。
女性刑事いるし、班長も最初は暴力刑事なのかと思いきやめちゃくちゃ頼りになる人だったので感情移入できてハラハラさせられる。

女性刑事役のチョン・ソミンや、班長役のパク・ホサンも好演。

タトゥーだらけの極悪人パク・ジョンドゥを演じるソ・イングクは初めて観る俳優。
イケメン歌手兼俳優で、今回が初の悪役らしいけど、これがまた様になってて上手い。

血とか苦手な人には絶対勧められないけど、切り株映画大好きな人には超オススメ。

それにしても韓国映画って本当にどんなジャンルでもレベルが高くて凄い。
監督はもちろん、俳優女優に至るまで優秀な人材がわんさか出てきて羨ましい。
てるる

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