オオカミ狩りのKajiのレビュー・感想・評価

ゴア描写も凄惨そのもので、素晴らしく流血している一本でした。

希死念慮や暴力の根拠にフォーカスが傾いていた韓国ノワール映画へ喝入ってんなと思う。

自主規制に挑戦することで、表現の限界値を模索するジャンル的文法ではすごくよくできており、内蔵が出るのはやめといた、と監督の談ですが、二種類の血糊を開発して千切れようがへこもうがとにかく「あ、死んだ」が足首が映っただけで立つ最恐キャラにセリフなし。だからこその異様さで意欲も満々に感じました。

最後が弱かったなとは思うものの、画面の圧力は満点。