ソダーバーグ監督xテレンス・スタンプ。
復讐心に燃えるオヤジの話…と想像した。確かにそうなんだけど。
この結末はちょっと意外だったな。
悪い父親で娘が幼い頃から犯罪を繰り返してる。刑務所にいる間に娘が亡くなり、出所してからその真相を探り、犯人を殺してやろうとアメリカへ。
ターミネーターのように無表情でターゲットに迫るけど、意外とよく喋る。そして過去の自分と娘のフラッシュバックとこのあと起こるかもしれないフラッシュフォワードをちょいちょい挟みながら物語が進む構成は好み。
しかもフラッシュバックが終盤に効いてきてるのね。
自分の生きざまを悔いて何かを悟ったような終わりかた良い。
音楽はここでもクリフ・マルティネス(元レッチリドラマー)。今でこそエレクトリックサウンドの印象強いけどこの作品ではドラム多用のサウンドだったな。
テレンス・スタンプの若い頃の映像も出てくるし、面白かったよ。