おりょうSNK

オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児のおりょうSNKのレビュー・感想・評価

5.0
Oscar Peterson: Black + White
2020年 カナダ 81分
平日13:45〜 観客55人

大盛況!後列の女性は「ずっと寝てた笑」と灯りが灯った瞬間に口にされていたが。

俺たちのピアノマン、ビリー・ジョエルは語る。
「まだ実家に住んでた頃、オスカーのレコードをよく聴いたものさ。母が静かにしろって言うんだが、俺は言い返したね。は?オスカー・ピーターソンだぞ!ってね」

レイ・チャールズは爆笑しながら語る。
「とにかくめちゃめちゃ弾くんだよ」
クリント・イーストウッドもそれを聞いて嬉しそうに笑う。
ハービー・ハンコックが、クインシー・ジョーンズが語る。その超絶技巧を、飽くなきリスペクトと共に。
後半は夫人の出番。出会い、結婚の経緯、娘、闘病について。

モントリオール生まれ
ツアーは辛く、寂しい
長きにわたる差別との戦いがあり、作曲した「自由への讃歌」は公民権運動のアンセムに
片手がいうことをきかなくても4本の手を持つ男
記念日が制定されている
名前を冠した学校や貨幣がある
カナダの英雄

ドキュメンタリー映画としては並だったけど、JAZZ年齢1歳の僕には、エラ・フィッツジェラルドやイツァーク・パールマンほか、知ってるJAZZアーチストが続々と出てくるのが嬉しかった。
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