カレス

あの頃輝いていたけれどのカレスのレビュー・感想・評価

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)
3.5
IMDb 6.6
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原題 I used to be Famous
(Almost Famusみたいで萌え〜)

Netflixの肩書き
「かつて一世を風靡(ふうび)した男性アイドル グループのスターも、今は落ちぶれたミュージシャン。才能あふれる若きドラマーとの出会いをきっかけに、思いがけず2度目のチャンスをつかむ」

インプレッション:落ちぶれたミュージシャン ヴィンスがペッカム*で練習と言いつつストリートライブをしていると、傍らの少年(スティーヴィー)がドラムスティックでリズムを取り出す。このシーンのメロディとリズムにウケて見ることにした。
実はスティーヴィーには自閉症という障害があった。そのため母親は過保護で、彼は音楽の才能を生かせずにいた。才能を見抜いたヴィンスはスティーヴィーとバンドを組み "The Tin Men*" と名前を付けた。肩書きにあるようにヴィンスは2度目のチャンスを得る。
ヴィンスはそのチャンスをどう活かしていくのか?

⚠️ スティーヴィーを演じたレオ・ロングは2001年東京生まれのイギリス人。音楽の世界で活動していたが、本作のオーディションに合格し俳優としてブレイク。自閉症などの障害があり、演奏、撮影にあたってサポート(全米自閉症協会など)があった。障害のある人でも、優れた組織のサポートがあればエンターテイメント業界でやって行けるだろうと語る。

*ペッカム:ロンドンの南東に位置するエリア。10年前まではアフリカ系やラテン系の移民が多く、頻繁に暴動が起こる危険なエリアとして知られていた。1980年代にはロンドンで最も貧困なエリアとも言われていた。しかし、高騰する家賃によってショーディッチから追いやられたクリエイターやデザイナーが集まり始め、いまやロンドンのクリエイター御用達のエリアとして注目を集めている。
https://www.fashion-headline.com/article/24799#:~:text=%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E5%9C%A8%E4%BD%8F%E3%81%AE%E5%8F%8B%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1,%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

*通常 Tin Men は俗語やスラングとして「硬直した、感情を表に出さない、または機械的な人々」を指す(らしい)

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