ヴィンスがかつての人気を忘れられない失礼すぎる人なので、スティーヴィーが付き合ってあげているのが不思議。というか、ヴィンスが一方的に事を進めているだけでスティーヴィーとの対等な関係を築こうとしないのも印象が悪すぎ。
一応ヴィンスの辛い過去が描かれたりはするけど、それにしても出会う人それぞれに確認とか同意を全く取らないままバンドに誘ったり暴力を振るったりするもんだから、音楽とか以前に自分自身と向き合った方がいいと思う。
結局スティーヴィー達はヴィンスに振り回されているだけだし、ASDはコミュニケーションが苦手だけど秀でた能力がある、という偏見を助長している面も軽視できない。大体、ヴィンスは音楽グループのメンバーを自分の夢のために利用してるよね？
終わり良ければ総て良し、ということでこのスコア……。
