このレビューはネタバレを含みます
視聴してから少し時間が経ってからのレビュー。
言葉として書き残しておきたいと思った理由は、先日仕事で地方に行った際に、タクシーに何度も乗ったからだろうか。
近頃、生きていくとはなんて大変なことだろうと思うことばかりで、下を向きそうになることも多い。
しかしきっと、先へ進むことでしか見られない景色、味わえない深みがあって、人生の終わりに充足感と共に辿り着くために、今を一生懸命に生きていく他できることなどないのだろう。
「何がしたいのかわからない。」
人から言われて、自分でもわからなくて、でも今はそれで良いのかもしれない。いつか、タクシーの車窓を眺めるような、そんな気持ちで今の現在地を見送ることができたならば。
作品としての如何ではなく、自分の心象としての書き残し。