ごい

インスペクション ここで生きるのごいのレビュー・感想・評価

3.7
自身がゲイであると理由だけで16歳で家を追い出されてしまった主人公はホームレス生活を続けた後、海兵隊訓練生となり…
という監督の実話ベースのお話(実際ホームレスだったし、母親ともずっと疎遠だったらしい)

基本的にほとんどのシーンが訓練所なんだけど、さすが元海兵隊の撮影班というだけあって、細かいところまで描写されていて純粋に興味深かった。
教官があまりにも理不尽なんだけど、絶対悪的な描き方でもないのも印象的、、、これ以上仲間を失いたくないという想像できないほどの重責を担っているからこそか、、、と気づいて、妙に納得感を持ってしまった。(規律は守れや、、、と思ったけど、、)

母親との関係性も印象的だった。
10代の自分を理不尽に追い出した母親に対して、この映画を作ることができるほどまでずっと情を持っていられるのも凄まじい、、正直共感は全然できないが。。。

各媒体の監督インタビューが相当良かったのでおすすめ。
なんでパンフレット無いんだ。。。
ごい

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