実話を元にした映画ということで、とても好きなジャンルの映画。
セクシャリティがゲイであるのことで母親から拒絶され、劣悪な環境で底辺で生きていくことしかできなかった青年が海兵隊に入隊し、生きていく居場所を得ていくストーリー。
様々な人が入隊する海兵隊には、セクシャリティの問題だけではなく、宗教、人種問題も抱える。まさに世の中の縮図。
どんな人でも仲間であり、お互い命を預けあう大切な存在であるという海兵隊員の団結力は、見習うべき精神だと思う。
息子を愛しているがどうしてもセクシャリティを受け入れることができない母親と、そんな母親でも大好きなことは変わらず関係を修復したい息子。
これが現実であるが、受け入れることができない人を糾弾することは間違っている。そういう人の考え方も受け入れることが、今後の世の中に必要なものだと感じた。