るか

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスターのるかのレビュー・感想・評価

4.9
言葉が出ない。完璧すぎて....

公開当時、生き物大好き少年だった自分にガン刺さりの本作。DVDも買ってシーン覚えるレベルで見まくったけど飽きる事はないんじゃないかな。13年振りのリマスター上映ということで妥協せずIMAX GTで鑑賞。通常の倍以上の値段を払ったけど元は十二分に取れた。
あの大スクリーンに3D、僕はパンドラに行きました。
10年以上前の映画のクオリティとは思えない。令和でもその自然美は原点にして頂点。CG映像だからこそできるカメラワークだったり画角。やるならとことんやりきる姿勢が本当に感動。生物としての本能「血湧き肉躍る」感が腹の底から擽られる。数、スケールに一切の妥協なく本当にひとつの星を描き切るのは労力、資金様々なソースが想像しきれない量かけられているんだろう。
そしてリマスターで味わえたナヴィの肌の質感。ネイティリのアップの画が何度もあったがその度に思わず「うっわ、綺麗...」となってしまった。もう全部褒められる。ネオンのように煌びやかかつ自然の優しさがあるあの植生の光り方、一つ一つの服飾デザイン、クリーチャーの造形、ナヴィの生活に文化、全ての世界観がしっかりと作り込まれていて本当に「あっちが現実でこっちが夢なんじゃないか」となる。
そんな完璧すぎる世界にこの脚本。青い超絶スタイルの猿にここまで感情移入させられるこのストーリー展開は素晴らしい。それぞれサイドキャラにも違った魅力があるしもう本当に再度驚かされた。Way of Water楽しみに待ってます。そして何がなんでもIMAX GTで観ます。
るか

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