このレビューはネタバレを含みます
人型AIハーランの暴走を止めるべくミッションに参加したデータアナリストのアトラス。頭の切れる優秀なアトラスだが、過去ハーランが自身の母を殺害した経験から、AIへの敵視が強く、機械型AIスミスとの同期に抵抗感が募る。だがしかしハーランが生き残る道はスミスとの100％同期であった。
人口爆発、大量生産•大量消費、資源問題などハーランの言うように人類はいずれ自分たちの手で破滅に追いやられるのかもしれない。SDGsを掲げ世の中の在り方を変えていく必要がある。AIと人類が対立する構造では有りがちなテーマ設定であっただけに、“既視感のある典型的な作品“といった印象でしたが、ChatGPT然りAIの進化が加速度的に進行する渦中にいる現代だからこそ、AIとの共創が必要であることは再実感できた映画でした。
