優

桜色の風が咲くの優のネタバレレビュー・内容・結末

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初の先生がすごく嫌でした…💦

感動ポルノ的な見方をしたくないという思いもあり、自分だったらどう思うか。考えながら見ていました。ただ今だとBeMyEyesといったアプリとあるので、(UDトークやまあちゃんなども使う必要があると思うので)面倒な面はあるけれど、当時とは全然違うだろうなとも。それから、知識としては知っていても盲ろう者の生活などは想像できない気がした。

イチゴのテストだったり、3歳位の子供泣かせる演技? とか。良いのかなとか、ちゃんと安全に行われていたのかとか、少し心配になったりした。

同年代の盲ろう者の友達、知り合いもいるので、そういった人たちを思い出しながらも見ていました。

パラボラの音声ガイドについては、色だったり、時間だったりの情報が雑に感じられた。簡素な感じで、そんなにちゃんとは聴いてませんでしたが。

(子供はいないですが)親目線でも見たりもしていた。
父親と子供が会話する時、母親が指点字で通訳していたりするの、あるあるだなと。母親だけ手話を覚えるとか、よく聞く。
いじめられた時の親がどう介入するかも難しいと思う。教頭先生とかに注意してもらうが、適切ではない気もするけれど、父親の態度もどうだかなぁと思ったりもした。

指点字考案の逸話はどれだけ本当かわからないけれど、怒りを伝えるためというのは本当そうだなぁと思っていた。映画の後の感想で実際には新幹線の中だったけれど、怒りを伝えるためのは合っていると話を聞いたりもできて良かった。

筑波大学附属盲学校なのかなぁと思ったけれど、ろう学校と比べても学校の知識は少なめなので、自信がないと。

映画を観た後の感想会含め、楽しかったです。参加されていた方の中に福島さんの知り合いも何人かいて、視覚障害者界隈も世界が狭いなぁと。

それから、音声ガイドと手話通訳の近似性とかを感じてました〜(固有名詞とか読み方とか含め事前準備があるであろうこと。直接情報保障の質についてフィードバックを受けることは少ないけれど、友達とかといっしょに情報保障を受けた時とかに、その通訳やガイドの気になったところについて教えてもらえるところ…)
優