Zaki

プー あくまのくまさんのZakiのレビュー・感想・評価

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)
5.0
大学に通ってた間にかつての森のお友達たちが残酷な獣になってた件

クリストファー・ロビンはくまのプーさんをはじめとした森のお友達たちと楽しい時間を過ごしていた。
しかし、クリストファー・ロビンは大学進学のために森のお友達たちを残して100エーカーの森を離れなければならなかった。
残されたお友達たちは食べるものもお世話をしてくれるクリストファー・ロビンも失い、厳しい冬を迎えなければならず、ある決断をする。
その決断の結果、彼らの心には深い傷が残り、かつてのような優しい心を忘れ、彼らを人間、自分たちを捨てたクリストファー・ロビンへの復讐に燃えさせる残酷な獣になってしまう。
時は経ち、結婚を控えたクリストファー・ロビンは彼女とともに久しぶりに100エーカーの森を訪れる。
彼女をかつての森のお友達に会わせようとするが、彼女はそもそもプーさんたちの存在を信じていない様子。心配する彼女をよそにクリストファー・ロビンはウキウキでかつてプーさんたちと遊んだ場所へと向かっていった。
しかし、かつての遊び場は荒れ果て、とてもプーさんたちがいるようには思えないほどだった。
クリストファー・ロビンは小屋の中へ入るも誰もおらず、彼女はこの場を去ろうとするが、何者かが小屋に帰って来たため、慌てて二人は隠れることに。何者かがベッドで寝ているうちに二人は小屋の外へ出ることに成功するが、彼女が何者かに捕まってしまう。そう、かつてのお友達の一人であったピグレットであった。ピグレットはクリストファー・ロビンの眼の前で彼女を叩き潰してしまう…クリストファー・ロビンは逃げるも目の前には、あのプーさんが立っていた。置いて行ったことを謝罪するもまるで言葉を忘れた獣のようの彼らはクリストファー・ロビンを捕らえて小屋へと連れ去るのだった………
暫く後、ストーカー被害に遭い心に傷を負ったマリアが気分転換のために友人たちを連れてコテージへ旅行にやってくる。
だが、彼女たちは知らなかった…その森、100エーカーの森には残酷な獣が潜んでいることを…


あのくまのプーさんがホラーになって帰ってきた!
設定こそくまのプーさんを模していますが、中身は至って普通のB級ホラーでした。

人間への復讐に燃える森のお友達たちがお馬鹿な女子グループを襲う、切り刻む、潰す!
終始、暗い場面が多くてなかなか見づらい箇所が多々ありますが、グロシーンはちゃんとごまかさずに魅せてくれてます!

肝心のプーさんたちのビジュアルですが、まあキモい(笑)おっさんがマスクでも被ってんじゃないかってくらいにはなかなかリアルな出で立ちです✨

ともあれ、お約束に忠実なホラー映画ですので、ポップコーン片手に見るのにはうってつけです🍯
u-nextでは有料でしたが、ポイントに余裕があるならぜひとも観てください!
Zaki

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