テンポが良いので、何も考えずに観ても笑えるし楽しめる。
この映画には「どこまでの範囲を仲間だとみなすか」というテーマがあるかもしれない。
ちょっとした違いによって誰かを「同じ人間」だとみなさなくなったとき、人は残酷になる(残酷さを感じなくなる)のだろう。
個人的に1番嫌悪感があったのは肉屋の妻。ヴィーガン狩りを始める前から、自分の手は汚さず大変なことはすべて夫にやらせ、上手くいかないことや悪いことは全部夫のせいにして、モラハラの見本のような人格否定発言を連発する。
夫があんな風になったのはヴィーガンによる襲撃がきっかけということでまだ理解できるが…。あの妻は一体なんだったんだろうなあ。