戦後の不況と人々の不満、震災の恐怖、朝鮮人や社会主義者に対する差別の激化、それをかき立てるメディアの問題などを重層的に描く #福田村事件 https://fukudamura1923.jp/
自ら制作サイドにコンタクトをとり、参加したい意向を示して、福田村に流れる川の渡し守りで間男的な、田中倉蔵役を獲得した東出くん、野性味満載な日焼けした肉体と凛々しい顔つきに惹かれる人妻達の気持ち納得だわ〜 て感じ。心身ともに健康な女性なら皆抱かれたいて感じに靡いてしまうんじゃあ無いだろか？
前作でも実話ベース社会派ドラマ映画『Winny』の天才プログラマー・金子勇役を18キロ増量して熱演してて、親族に本人生写して太鼓判押されたらしいし、次回作『コーポ・ア・コーポ』でも、背広を着ているサラリーマン風情だが女性に貢がせて生計を立てている中条役演じてるみたいだけど、監督曰く「脚本読み込んで完璧に役柄作り込んできてたので、特に演出する必要なかった」てな感じらしく、 #東出昌大 出演作は暫く目が離せませんね。
＆ 田中麗奈とコムアイ、向里祐香等の女優達も皆やたらとエロい映画だったんよ〜。
印象に残るエロティックなシーン色々あるけど、その中の一つ、胸出して意識の無い男性の顔を埋めるシーンあるんだけど、動機としては母性的な感覚なのか、エロティックな感覚なのか、観た女性の意見是非色々聞いて見たいんだな。
水道橋博士の怪演っぷりもめちゃめちゃハマってたし、ピエール瀧とか柄本明と言う脇を固める渋いキャスティングも好感持てたし。『怪物』でなかなか可哀想だけどキモい教師役やってて気になった役者、水山瑛太が今回全然違うワイルド気味なキャラで出演してるんも新鮮だったり。
終盤の惨殺事件の発端的にオノで頭カチ割るシーンとかめちゃポップ！指輪の戻って来る方法も思わず声出して笑っちゃったし、色々エンタメ要素満載だったよ。
#森達也 監督劇映画初作品とは思えないクオリティでした。
最後の事件起こった時にそれぞれが取る行動が納得出来るように、全ての人の行動の動機を色々伏線張りつつ上質な群像劇的に丁寧に描いててさ、逆にちょっと説明つき過ぎてて、もうちょっと説明出来ないようなことも起こってた方がリアリティあるんじゃ？と思ってしまうほどでした。笑
なんしか僕は都会の自由で干渉されない感じが大好きなので、閉鎖的で同調圧力過多な地方や田舎には本当に行きたくないわ〜て感じたよ。普通の人々が連帯して異質なものへ向ける敵意本当に怖いわ〜。
