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フレッチ/死体のいる迷路のwhydunitのネタバレレビュー・内容・結末

フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

今、何故、またグレゴリー・マクドナルドなのか?という素朴な疑問があるが(だって32年ぶりの復活ですよ)、ジョン・ハムがフレッチを演りたかったんだろう。自由で楽天的な主人公の陽キャぶりが、このリブート作でも全開。人物紹介の手際の悪さや、チープな作りだが、なぜか最後まで楽しく観ることができてしまう。
フレッチ・シリーズは翻訳紹介に恵まれ、ほとんどの作品が角川文庫に収められている。(当然、現在は絶版品切れだが)二度もエドガー賞を受賞しているからだろう。(新人賞とペイパーバック賞)制作サイドの無責任な予告では、次はわたしが贔屓にしている3作目の「殺意の迷宮」だそうだから、これはなんとしても実現してほしい。ほんと、はちゃめちゃで愉快なんですよ。
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