アロユニ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのアロユニのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


「時代錯誤の馬鹿者どもがッ!」


映画化の報より実に18年。SEEDのおかげで20年来の付き合いになった親友と一緒に観れた事実だけで大満足✨


すでに決着済みの話を無理やり延長させたようなストーリーは、正直"面白い"とは言い難く、劇中のセリフ通り「また同じことの繰り返し」ではある。

ただ、そこはあえてシンプルなディティールに留めて、ファンサービス的要素に極振りしたと言うのなら納得できる内容だし、ファンムービーとしては一つの文句もない素晴らしい出来栄えだったと思う👍

結果的に20年という空白期間が功を奏したのかもしれない。キャラや機体が映るだけで「懐かしさ」に感動し、「SEEDっぽい」と心酔できる。


"神"を演じるしかなかったキラが凄く人間的な弱さを見せたり、逆に制限が外れたアスランがめちゃくちゃ余裕があって強くなっていたりと、キャラクターの成長を見れたことも嬉しい。2人の喧嘩シーンはBGMで泣きました😭

場違いなギャグシーンに一瞬抵抗感を覚えつつ、これも20年ファンが積み上げてきた物に対する公式からのアンサーだったのかな?とも思える。


「ニコルの戦術だな」
「"百発百外し"はトダカ一佐仕込みです」
「戦術バジルールを行う」

あーもう大好きですこういう演出…✨


CGと組み合わせたMS戦闘シーンも迫力満点。最初少し不安だったが、蓋を開ければ当時のSEEDアクションが見事なアップグレードを果たしていた。パースの効いた物理法則無視のウソポーズが、相変わらずカッコいい。

放映当時、子供ながらにイライラしてた「バンクシーン」に、まさか涙腺を刺激される日が来るとは…🥹✨


新機体もたくさんいたけど、デュエルとバスターが一番嬉しかった。核動力でミーティア装備とか、激アツです🔥

「FORニコル」なデュエルも良いけど、バスターの新装備気になるなー。名前の「ライトニング」が北欧神話の雷神"トール"から来てるって噂、マジだったらエモすぎる😭✨


不朽艦アークエンジェルの最期は悲しかったけど、これでひとつの時代が終わり、タンホイザーを起動するラミアス艦長が見れたので良しとしよう。RIP足つき。



総じて最高でしたが、当然欲も出てくるもので。以下、私の"破廉恥な妄想"を羅列しときます🙄

⚫︎オーブの危機に、カガリがシンにアカツキを託す。BGMはもちろん『暁の車』で。

⚫︎ムウさんは最新鋭の変態性能版メビウス・ゼロに乗り換え。マリューさんに「モビルアーマー乗りは嫌いです」って言われた時に変形、実はストライクでしたオチ。

⚫︎枕を濡らすルナマリアに、ヒルダ姐さんが愛と友情とセクハラのジェットストリームアタックをキメる。
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