SEED未視聴。先輩に誘われ、主要メンバーの名前と顔だけ覚えて、設定は一つも知らずに見ました。
途中で、「あ、コレは2時間少々の映画の構成にしては勝てないな」なんて思って、二部作とか三部作構成なのかと疑ってしまった。なのに、後半の畳み掛けるような展開。けれど舞踏会のシーンといい、きちんとダレ場があるのが素晴らしい。これぞ映画です。
この愛とセックスの力で全てを救う、本当に馬鹿げた話。ラストに至ってはリアリティラインがググッと下がって、愛の魔法で無双しまくってるし、スノッブな僕はそれを受け入れたく無いんだけど、ゴッテゴテのMSが次々と敵を薙ぎ払っていく姿の、どうしようもない快楽の前には抗うことができなかった。
100話ちゃんと観とけばよかった……何を当たり前な、って感じだろうけど、こんな愛とセックスの繋がりを見せつけられたら、そこに至るまでの道程を見ていないことが後ろめたくなってくる。
