あまみれい

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのあまみれいのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)
4.0
(公開から)1年越しに、ようやく鑑賞が叶った!
序盤から「ああ、これは間違いなく『ガンダムSEED』だ……!」と思わせてくれるシーンが次々と映し出され、かつて戦場を駆け抜けた若者達の苦悩と戦いも再び描かれる……あ、今のシンはそこまで苦悩してなかったような?笑
そこに楽曲も懐かしさと新たなものが入り混じり、ちゃんと『SEED』の集大成として蘇ったと認識させてくれた!!








↓ここからはネタバレを含みます↓



キラは愛するラクスが真の平和のためにコンパスを立ち上げ敢えて矢面に立つ決意をした後から心配のあまりまた悪いところが出てきた訳だけど、組織のナンバー2としてもあまりの未熟さに驚いた。
代わりにすっかり迷いがなくなったアスランや“深すぎる闇”を封印したシンが大活躍だった。
まあシンがキラに懐きすぎるワンコ(アスランにはすぐ牙を剥く狂犬)と化してたのは笑ったけど。
今作ではルナと共に癒し担当かな?

ラクスは前から普通のコーディネイターにしては有能すぎると思ってたけど、やはりキラ(最高のコーディネイター)より格上だったという事で納得。
まあ“遺伝子により決められた番の相手が存在する”というデメリットも生じたけど、多分キラと出会わなくても彼女なら相手を拒絶しただろうね。

他も懐かしいキャラやクセの強い新キャラが登場したけど、もう少し出番が欲しいくらいだった。
モビルスーツも色々出てきて、目で追うのが大変だったなぁw
そして宇宙で戦うズゴック()が新鮮過ぎる!!
……けど、もうユニウス条約の意味の無さよw

話の大筋はまとまっていたけど、所々で詳細が分からない事も多かったなぁ。
制作が決まった『SEED FREEDOM ZERO』で埋められる事を期待したい。
あまみれい

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