原作読了
すごくエネルギーを持っていかれて
ずっと余韻が続いて日常生活にまで侵食してくるあの原作をどう映画化するのか
キャスト的にも楽しみだったけれど
その分観に行くまでの覚悟ができなくてようやく年明けに
結論から言うと
原作を読んでしまっているからこそ理解できた部分と
読んでしまっているからこその物足りなさが両方あった
映画だけを観た人は是非原作も読んでほしい
原作はもう一段階踏み込んでいると思う
しかしあの原作をそのまま映画にしようとすると絶対とっ散らかってしまっていただろうから
ここまででもまとめ上げたのはすごいと思う
映画独自のシーンがとても好き
オープニングの水が迫り上がってくるシーンや
回転寿司
カニクリームコロッケ
夏月が原作よりも人間くさいというか
まだ生きる意思を強く持ってそれに喜びを感じているキャラクターとなっていた
