千恵

ボーはおそれているの千恵のレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.7
たしかに賛否あるのはわかる
私も観終わったときは何やねん…となったがジワジワとまた観にいきたいなという気持ちになってきている
ヘレディタリー、ミッドサマーの監督だと思って観に行ってはいけない
そうすると3時間返せ!って気持ちになるのかも
スカッとすることはなく常に居心地の悪さの付き纏う作品
でも私はヘレディタリーの次に好きだな

居心地の悪さはそれこそクリーンシェーブンみたいな感じで
観客の意思を常に遮ってくる
常に恐れているボー
だんだんとボーを応援したくはなるのだけれど
そこを全く上手にこなせていけないボー。
それを見てイライラもするし
くすくすと笑えてくる
この映画は笑えるかそうで無いかで面白さの感じ方が変わりそう
めちゃくちゃコメディ映画としてみた

ユダヤ教徒のボーが
KPOPオタクの部屋に寝かされてるのが
1番好きなシーンかもしれない

相変わらず序盤に全てのネタバラシをしていくスタイルをしてたけど
ミッドサマーよりもあからさますぎなくて良かったな
千恵

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