このレビューはネタバレを含みます
とっても価値観が広がりました。
知らないって怖いなぁ、と
本当に知る前の私には戻れない、
戻るのも怖い、そう思いました。
きっと、こういう思いをして生きてる人は、実は結構いるんだと、
本気でそう思いました。
知ることって大切だと。
良い悪いのルールは、必要だと思いますが、
良い悪いに関わらず、
そういう人がいる、
という事実を、ルールを作る側は知っていなきゃいけない、と思いました。
この世界は、勝手に多数派に合わせろと言っている世界なのだと、多数派の私は理解しました。
だからと言って、人殺しをしていい世界は私を含め多くの者にとっては生きづらいし、
少年少女達が、幼児愛好者のせいでトラウマを負うのも、違うと思います。
だからこそ、"そういう人もいる″
の理解だけは、忘れたくないと思いました。
私たち、多数派の生きやすいルールに、少数派はいつも合わせてくれているのだということを。
というか、合わせなければ捕まり、場合によっては死刑にされる、というそんな多数派の勝手な考えで出来ている世界なのだということを、分かりましたし、
誰もが、自分とは同じでない可能性があることを、知っている必要があると思いました。
