正欲のピちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ラストのシーン良かったなぁ。いなくならないから。息子と妻が出て行って家からいなくなった検事に言うセリフ。普通って何かを問いかける。何が普通で何が普通じゃないのか。ゾクゾクした。

自分がマジョリティすぎることを痛感。全く理解できない。不登校の子どもと母親見てるとイライラしちゃう。父(検事)の言うことって別に間違ってないし。犯罪者ばっかり相手にして、規律性のある仕事をしている彼からしたら理解するのが非常に困難だと思う。

夏月と佳道は普通に擬態しようと努力して、自分達なりに精一杯生きてるところが良かった。自分を理解してくれる人の存在で孤独から救われるんだよね。

理解できないからといって傷つけないような配慮は必要だし、寄り添うことが大事なのは分かってるけど実際難しいかも。。。

結局、犯罪行為をする奴がいるせいでマイノリティを理解しようと歩み寄る人たちが消える。