少し前までのマイノリティはもはやマイノリティではなく(LGBTQの方々が完全に生きやすくなった、とかそういう訳ではないが)、その網目からすら漏れるような「ごく少数」を理解して尊重して初めてダイバーシティと呼べる。とすると、まだまだこの世はそんな生きやすくはなっていない。
『流浪の月』の感想と似通ってしまった…
生きづらさや分かり合えなさの極地みたいな度し難さは存分に理解する。けれど、、
もっともっと映画ならではの”遊び”を期待してしまった。序盤の、ベッドの周りが水で満ちていってガッキーがその中で揺蕩っているようなシーンがもっと欲しかった。