このレビューはネタバレを含みます
最初に両親を亡くして世界と繋ぐものをなくした佐々木が自殺未遂から始まって、夏月も明日生きていたいと思えない同士が会って、希望を持って暖かい感じの構成がとても綺麗だと思った。
いなくならないでというお互いの言葉に
この世界に彼と彼女を繋ぎ止めるっていう意味ですごく沁みた言葉だった。
社会のマジョリティーを前提に作られている世界で男女間の恋愛が当たり前でそんな中で自分が共感できないことがあることがあったりで、同級生の結婚式、見たいテレビを見たいものを見る母とかいう描写から夏月が普通になれないという生活から死にたくなったのかなあと思った。佐々木が女の子といたところも然りだけど。
そんな2人だけど急に同棲して
2人のルールとか決めないんだと思った笑
最後もみんな水が好きとかも言わないのって笑
言ったら信憑性ますのに、、、って思った笑
ルールはないけどお互いの性癖に対して
異常値として見てるのがすごい強いけど
そこで人に対する敏感さというか大事にしている描写もたくさんあってなんかその関係性を強調してるなと。最後のいなくならないよが証明してたなあ。
寺井検事に対するこの人に何言っても伝わらないという夏月の感情。家族の感情が一致しててそこも面白かった。
結果面白かった
