原作小説がとても好きだったので映画も鑑賞しました。
非常に面白かったです!
原作がかなりのボリュームなので、取捨選択は当然ありましたが、水フェチの桐生夏月(新垣結衣)と佐々木佳道(磯村勇斗)のエピソードをメインに、対するキャラとして検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)を絡めて展開する感じだったので違和感はあまりなくストーリーに集中できました。
夏月と佳道二人のエピソードで、かなり好きなシーンがあるのですが、それは映像化されたことでより素敵な内容になっていて、二人の演技もあり、感動しました。
ただ、私は原作を読んでいるので、補って理解できている部分も多いので、映画のみを観た方は「?」となる展開も多いかも知れません。
映画で触れられていない内容としては、
寺井啓喜(稲垣吾郎)は実は涙フェチです。映画でも奥さんが泣くシーンがやや象徴的に撮られています。
神戸八重子(東野絢香)は兄が妹モノのアダルトビデオを観ていたことを知って男性嫌悪になってしまいました。映画でも、お兄ちゃんの話しがやや唐突に出ますよね。
原作の重要なシーンをしっかり映像化してくれたので私はかなり満足しました!