このレビューはネタバレを含みます
ディズニー100周年記念作品ということで期待を大にして公開されるのを待ちわびている中、公開前のRotten Tomatoesの評価では見事に弾けていた程に評価が悪くてディズニー大好き人間の僕からすると期待していただけあって観るのが少し恐かった。
結論から言うと最高でした。
でも正直ストーリーやヴィランの倒され方の呆気なさにはやっぱり物足りなさも感じたのは確かで、ストーリーもシンプル過ぎたのかな〜とも思ったけど、｢願い｣をテーマにしたディズニーらしい作品ではあった。
100周年を記念して過去のディズニー作品のオマージュがたっぷりと取り入れられていたのも観ていて楽しかったし、その作品の感動と興奮が蘇って懐かしささえ感じた。
今作もこれぞディズニー映画だと言わんばかりの数の曲が絶え間なく劇中流れたんだけど、どの曲もリズム感だったりコーラスだったり自分にどストライクな曲で運転中とかにしばらくは流し続けると思うw
中でも主題歌である｢ウィッシュ〜この願い〜｣は今テレビのCMやら出かけた先の店内館内やらで流れ過ぎているからあまり好きになれないという先入観にとらわれていたけど、実際劇中のシーンと合わせて聴くとリプライズも含めてトリハダもんだった。
あと、最近のディズニー(日本の)のすぐに俳優・女優を日本語吹替の声優に起用するところが凄く嫌だったんだけど、今回はどのキャラクターもしっかりとハマってて久しぶりに日本語吹替に感動した…。
特に福山雅治がハマり役だったと思う。
本命は字幕で観ることなんだけど、地方だと毎回ディズニー作品の字幕上映がされないのよ…。
そこをまずどうにかして欲しいw
本編と同じくらい、なんなら本編よりも楽しみにしていた日本語吹替verの100周年記念短編の｢ワンス・アポン・ア・スタジオ｣も良過ぎたのよ。
自分が幼い頃からディズニー作品にはお世話になっていて、今の年齢では映画も字幕派だけどやっぱり当時お世話になっていた歴代キャラクターのあの声たちがこの時代に映画館で耳にすることが出来て、更に歴代作品のキャラクターが1つの画面内で共存していること自体有り得ないくらいに感動した。
もともとディズニープラスで字幕版が配信された日に観て号泣していたけど吹替＋劇場でとなるとそれが比にならないくらいに涙が溢れたよね、、、。
エンドロールのあの曲も、一緒に流れる過去作品のキャラクターたちが出てきて嬉しかった。
あんなに観ていて楽しかったエンドロールは久しぶりw
星に願いをで始まり星に願いをで終わる今回の本編も短編もディズニーで溢れた100周年に相応しい作品でした！
改めて100周年記念おめでとう！！
