ノック

ウィッシュのノックのネタバレレビュー・内容・結末

ウィッシュ(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

良いところをあげればあるし、悪いところをあげればあるみたいな感じ。
ディズニーに思い入れのある人は感動できるし、そうでない人は置いてけぼりでつまらないと思う。

悪いとこを書くと、

1、とにかく歌とそれ以外のパートのつながりが悪すぎた。
せっかく前作のミュージカルアニメのencantoでは、一曲の歌の中で物語が進んだりして大量の情報(感情、キャラクターの立ち位置、物語)を少ない時間の中で捌いていたけども、今回は歌の中は感情を歌うだけで物語が進まないし、せっかくの7人の小人からのキャラクターも紹介されないし、おじいさんとお母さんもどんな人か謎のままで、歌が毎回フィナーレの如く終わると、歌以外の短いパートで物語を進めるのでとんでもないスピードで観客が受け取る間もなく次の展開に行く。

2、映像がこれまでのディズニーがしてきたスーパーリアル調と違って初期のディズニーに似せた水彩画風の背景と合わせたので彩度が低く、常に曇ったような印象に見えるし、暗かった。

3、主人公に印象が残るようなシーンが無かった。
主人公よりも敵のマグニフィコ王に映像のパワーを使ってるのは目に見えて分かったし、構図の新鮮なものも全て敵の王に使われており、主人公のアーシャは過去作の二番煎じの構図ばかりだった。

4、スターの意味、ヤギが喋る意味、なにも分からないままだけど考察するほど深くなさそうだった。歌もそれぞれそんなに深い意味がない。みんながスターという歌も、みんな星の子的な事は分かったんだけど内容はそれだけ。くどい。逃げてきた先の地下で決戦を誓う仲間たちの歌も、私も戦う!俺も!俺も!という内容。分かったわかった、と思ったらアマニ王妃も、俺も!とくる。
分かったよ、、ってくどい。
地下でコソコソするんではなくて一曲で願いの玉助ける為にロープで飛び降りるところまで行けただろと思ってしまう。
それくらい無駄に長い、意味のない思いの歌が多すぎる。


良い所
1.スターが可愛い。

2.王と王妃のキャラデザはが良い。

3.アーシャ可愛い。
ノック

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