映像が綺麗だった 。
この夏、只々行きたいという理由でフィンランドを初めて訪れた 。
かもめ食堂のロケ地であるCAFE AALTO、イッタラの花瓶とアルテックという名前 。
たったそれだけの知識のまま訪れたアアルト自邸とアアルトスタジオ 。
シンプルな様でいてどこかユニークさが散りばめられ、" あたたかさ "としか未だ言い表せない空間がそこにはあった 。
全く古さを感じさせない寧ろ目標とする様なお洒落さに刺激を受けつつ、
来てよかったとなんだかホッとしたりもした 。
帰国してから生誕125周年の映画上映との事でこれは行くしかないと足を運んだ 。
動いているアアルト夫妻も初めてお目にかかり、人となりの様な人物像は少し得られたが、あの "あたたかさ"に繋がる根拠には辿り着けなかった 。
けれど冒頭のアルヴァ本人が描く建物のデザインスケッチ、その鉛筆の線が とても滑らかで且つ非常にやさしく、自邸で感じた "あたたかさ"を垣間見れた気がした 。
