濃厚ギャングノワール！

田舎育ちの青年は、突如放り込まれたギャングの中で生きていけるのか…？

大筋のストーリーは、シンプルにギャング抗争と、青年が隠れた才能と処世術を駆使してのし上がるサクセスストーリー。
後半に向けて怒涛の加速をして、うぉー！続き気になるー！というところまでの第一章。
アクションもそこそこあるけど、第二章はもっと盛り上がりそうだな…。

女へのアプローチが独特すぎる。

これは続編観れなかったら暴動ですわ！
来年？？いやもう内容忘れてしまうわ！
日本語字幕お願いします！


※英語字幕上映にて鑑賞

• #新劇なくいら2023
• #渋谷インド映画祭

渋谷インド映画祭
英語字幕上映にて

ケサランパサランみたいな名前のシランバラサン主演のタミル・ノワール。
「血の抗争」みたいな雰囲気。

ある事件で田舎を追われるように都会に出てきたムットゥ。
偶然にも手にした拳銃で彼の運命は大きく変わっていく。

前半は導入部分で、インド映画あるあるのストーキング恋愛とかもあったりしてまったり進んでいくので若干眠気が。

しかしインターバル直前あたりから一転。
凄まじいテンションとバイオレンスに塗れて眠気も吹っ飛ぶ。

ギャング同士の抗争、陰謀と裏切りのめくるめく展開に目が離せない。
ヤヤン・ルヒアンみたいな小さくてすばしっこい殺し屋最高だったな。

こんなバイオレンスノワール作品なのに、A.R.ラフマーン先生の穏やかな音楽が染み入るんですよね。
このギャップがたまらない。

やはりインド映画の中でもタミル映画。
そしてタミル映画の中でもクライム映画が特に大好きですわ。

ラストが急展開すぎると思ったら、パート2の触りを見せてくれたってことかな。
これまたハードそうな展開。

いやーこれホント日本語字幕上映して欲しいし、ちゃんと続編も上映して欲しい。
スペボ様、責任取ってぇえええ！

• #てるる2023劇場
• #26本目
• #てるるインド映画

気の弱そうな村の青年がマフィアの抗争に巻き込まれながら、元来の冷静さと元々秘めていた狂気じみた面とでマフィアの一員として成り上がっていく過程が面白い。
うだつの上がらない田舎の青年が見違えるようにタフになっていきます。
シンブさんの主演作は初めて観たのですが、どこにでもいそうな情け無さすら感じさせる青年から、凄みのあるマフィアまで化けられる表現力、すごいです。
夜のシーンが大半で、全体的に暗い色彩も緊迫感を高めます。

個人的にこの手の映画に歌は不要と感じるのですが、本作では唐突感もなく自然に挟み込まれており全く違和感が無かったです。

あっという間の3時間でした。とても自分好みの映画です。
第2章が早く観たいです。
反対勢力側の友人Sridharanが今後どういう立ち回りになるのか気になります。