バニラ

西部戦線異状なしのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

学生パウルと友人たちは英雄になるために戦場へ、彼らを待ち受けていたのは「死」への過酷な現実だった。
映像も演技もリアルで戦闘シーンは凄まじい臨場感、時間を感じないほど引き込まれた。
敵か味方かわからないくらいに泥だらけ、地面は水溜まりじゃなく血溜まり、観ている自分も戦場にいるような感覚になった。
直ぐそばにある「死」を感じた。
停戦が迫る終盤、玉砕がわかってても生きて欲しいと祈りながら観てた。
ネタバレ。

盗みを繰り返してはダメ、停戦が決まっても闘うとは。
残り何秒レベルで停戦なのに、目に焼き付ける戦場のラストが悲しすぎた。
劇場大画面で観たかった。
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