第一次世界大戦、フランスへの侵攻を進める中、たった数百メートルの陣地を得るために300万人の兵士が死亡した西部戦線。
生きるために殺すしかないという状況で、自身が刺したフランス兵の血が喉に溢れるう…
題名はテーマを示す重要なワードだけれど、作品内で直接言及されることはない。
それでも、掴みとして良くできている軍服の使い回し。
冒頭と最後で繰り返される、ドッグタグの回収。
そして何よりも、主…
キツすぎる。終始ほんとに見るのを続けたくなくて、出来るだけ早く終わるように倍速で見てた。ほんわかとした戦争へのイメージがこの映画で枠がはっきりとしたイメージに変わった。上層部や幹部は兵士が汚くて辛い…
>>続きを読む戦争映画は、ずっと暗いし得意なジャンルではないけど、セット、迫力、リアリティが凄かった。
演説に鼓舞されて舞い上がる少年達、軍服を来て歌いながら高らかに行進し、戦場に送り込まれる。
だけどそこは地獄…
熱弁に煽られハーメルンのように遠足気分で戦場に向かう学生たちの後ろで不穏な音楽がかかっていてもう辛い。その後はひたすら人が一瞬でものに変わる世界が2時間強続く。「スターリングラード」のような誰も英雄…
>>続きを読む若者たちは手柄を求めてゲーム感覚で兵士となるが現場は思い描くものとは乖離があった。
泥沼の塹壕戦で何百万人と死んだ兵のドッグタグが回収され単に「死んだ」と記録され軍服は補修して使い回される。
我々は…
ただただ救われず、ただただ悲惨であった。
目を背けたくような現実に目を何度も閉じたくなった。それほど、戦争の報われないという事を今一度理解する事ができた。
上層部の小さなプライドのため、守るべき国…
殺さないと殺される。でも殺した相手も1人の人間だったことに気づいた時の絶望と罪悪感が描かれてるのが良かった。
カットが農家の子供に撃たれて死ぬシーンはやや蛇足にも感じた。
最前線の惨状を知らない将軍…