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西部戦線異状なしのpongo007のレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
1.5
 これといって観るべき価値がある映画とは思えませんでした。戦闘シーンは迫力ないし、戦争の非道さ、残虐性を問うような描写もほとんどなし。戦場での人間関係の描き方も薄っぺらい。そして、なにしろ長い!2時間20分くらいあるのですが、最初の1時間は何も起こらないので、90分の映画にできたと思います。

 なんか、ぼーっとした、焦点の合わないなにかを見せられている感覚。没入感もないし、感情移入もできないという。なんでこんなにぼんやりした映画になったのか、分かりません。はっきり言ってつまらない。メッセージ性があるわけでもないという、のっぺりした映画。

 ‘’プライベート・ライアン‘’とか‘’戦場のメリークリスマス‘’とか‘’ディアハンター‘’とか‘’ハートロッカー‘’とか‘’アメリカンスナイパー‘’とか、内容の濃い戦争映画をたくさん覩てきて人にとっては、物足りない映画だと思います。

 なんか、中途半端で消化不良でした。
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