このレビューはネタバレを含みます
真面目レビューなので、ネタバレ表記
観る前から覚悟してたけども…。そこまでキツイ映画では無かったかな?
とは言え、映画の中で起きる出来事は悲しくて、ツライものばかりなんだけど…。
映像的な意味で言うと、精神的にくるようなモノはそこまでじゃなかった気がする…。
少し前までは戦争映画がまったく観れなかった自分からしたら凄い発言でごわす…。
戦争映画で、ドイツ側の視点ってあんまり無いような気がする???
自分が知らないだけかな?
戦時のドイツって悪いイメージしか無いから…。
それでも自分達と同じ人間なわけで…。
どの映画もそうだけど、戦争に行く前は、みんな嬉しそうにしてる…。
選ばれたこと?が嬉しいのか?
国のために戦うことに誇りを持てるのか?
でも…、すぐに現実を知り、帰りたくなる…。
でも帰ることは出来ない…。
友人が目の前で焼かれ、友人が目の前で息絶える、仲間が目の前で撃たれ、仲前が目の前で散っていく…。
生き残った者は、戦死した友のバッジを集め…。
死んだ者は、その場に置いていかれる…。
そして、死んだ者が着てた服は、再生し、次に死にゆく者達へと受け継がれ…。
たった数百メートルの陣地を奪うために、何千人もの人が土に帰っていく…。
そんな戦いに意味はあるのか?
意味が無いと彼らの物語が消えていく…。
休戦まで、あと少し。
それでも戦うことをやめない彼ら…。
改めて、戦争って何なのか?
この目で見て知った今日という日を忘れないでいたい…。