ヒカル

西部戦線異状なしのヒカルのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
4.3
原作小説読んだけど、内容はあまり覚えてないなかで視聴。鑑賞しながらちょくちょく、「こんなシーンあったな」とか思いながら見てた。
第一次世界大戦っていう人類が初めて経験した苛烈な戦争を描く映画として、ここまで塹壕戦の苛烈さを描いた映画は初めて見た。
塹壕戦での戦闘で敵を殺している姿とか、
後方でナンパしたり、鳥を盗んで笑い合ってる姿も含めて、一人一人に家族があったりっていう「個人」があるのに、戦争に組み込まれると数字でしかない。
映画を通して主人公やってたパウルがラストシーンであっさり死んでいるっていう呆気なさが「西部戦線異常なし」っていうタイトルを体現しすぎていた。

映画館で見たかった!!!
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