サンタムール

西部戦線異状なしのサンタムールのネタバレレビュー・内容・結末

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

お家で、家族が寝静まった深夜に暗くしたお部屋でひとり、映画館気分で鑑賞してしまった為、臨場感&感情移入感が半端なくて…。
見終わったあと、まじで死ぬ…。ような感動ありました。

【西部戦線異状なし】
原作は未読ですし、リメイク前の作品も観ていませんでした。
この、題名は主人公パウル・ボイメルが戦死した日の司令部報告に「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載された事に由来しています。

STORYは、第一次世界大戦時の西部戦線(ドイツ対フランス)にて、年をサバ読んでまで志願兵になった若者、パウル・ボイメルの、戦争体験アレコレ。

戦争のリアルと言えば、私的には塚本晋也監督の【野火】も恐怖体験だったんだけど…。
今回の方がなかなかよ…。

野戦病院も、敵からの爆撃も、ギリギリの泥だらけの殺し合いも、友達の死も、ほんのわずかな休息も、全てが…。ヒリヒリさせられます。

対比で描かれる軍の上層部のアレコレも…。
ホントに憎たらしいったら❗

あともうちょっとで停戦やって、ゆーてるのに…。

パウルと一緒に、感情移入してた自分も死んだよね…。m(__)m
見終わった後、ヘトヘトで、ベットにも入れずにその場で寝てしまったよ。。

こんな哀しくてむなしい作品は是非とも、ロシアやウクライナ方面にも配信して欲しいわね。
サンタムール

サンタムール