あきたねる

西部戦線異状なしのあきたねるのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.6
劇中音楽が怖かった印象が強い。

白黒の1930年版のほうがメッセージ性が分かりやすかった気がする。休戦の話は原作小説や1930年版では触れられてなかった気がするけど、時間制限を感じさせる面では話のアクセントになってると思った。

原作準拠ではないところがあり、特にカットの最期はああいった憎しみの連鎖を彷彿とさせる終わり方ではなかった。戦争を熱病と揶揄して話すシーンは物語のキモだと思っているが、サッと流れてしまって残念。