【混沌とした主軸に前衛的なカット】


弁セレ2022で舞台挨拶前に観賞

まさにchaos、地下室のような空間と古い校舎、どちらが現実でどちらが空想のせかいなのか分からなくなるような映像

演出は舞台演劇を研ぎ澄ましたような輪郭のあるものの、よく構成されたのかな？と感じるセリフはほとんどアドリブと聞いてびっくり..

舞台挨拶では監督のおちゃらけた感じと女優さんたちの綺麗さ、男性陣の存在感が圧倒で、フリートークも楽しめました🙅

地下室の不穏な空気の中の大迫さん、ハマるわ〜

テアトル新宿の田辺・弁慶映画祭セレクション2022にて鑑賞

当セレクションのラインナップを観るまでは、中濱 宏介監督の事も知らず
簡単に調べると、庵野監督の影響を色濃く感じる作品であるとの事

…大好物な匂いがプンプンします

上映日が限られていることもあり、予定を調整して
本作と、B/Bの鑑賞予定を組みます

上映後の舞台挨拶もあるとの事で、撮影の裏側も聞けるので楽しみです

そして、観賞後

なるほど、庵野秀明の影響を受けてるといった感想については、
うんうん、まあ分かる

アングルとかセリフの感じとか
なんとなく、学校が舞台で
Death and rebirthのような雰囲気も分かる

でもね、
それ以上に私は
物語シリーズの影響を色濃く受けてるなと感じたのです

原作の小説版ではなく、シャフトのアニメ版の方ですね

バスケパートでは、構図も含めてキャラクターもどことなく神原駿河ですし、
何より大塚菜々穂さんが演じるキャラクターの章では
もう、忍野扇のキャラそのものなのである

失礼…パクリといいたいわけではありません
オマージュというよりは
オリジナルへの愛はしっかり感じるもので
監督が自分の大好きなものをベースに作品イメージを構築して描きたいものを作っているんだろうなといった感じ

色々な作品をサンプリングして別の作品を再構成するような感じ

DJがトラックを作るのに似てるのかな（全然、DJのトラック作成プロセスとか分からないですけど）

90年代以降のエンタメが好きな人はもれなく楽しめると思います

監督が自分のやりたい事に対してちゃんとイメージを持てていて、それをちゃんと作品に昇華できている
色々な作品からの影響すらこの監督の色になっている
早くこの監督の他の作品を観たいと思わされる魅力

この作品のテーマではあるのですが、
女性目線で観たときにかなり気分を害する表現が多いので、鑑賞する際は注意が必要

明日は、B/Bです

事前に入ってきた情報ではより庵野感が強いとのことなのでこちらも期待です

今回、舞台挨拶で明日のB/Bの主演の桐嶋かれんさんが登壇されていたのですが、
めちゃくちゃ可愛かったのでそこも楽しみ

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・22年09月17日(土) 21:00
・中濱監督DAY 0917 『A CHAOS C』
・座席番号：Ｄ−１２

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天才。