このレビューはネタバレを含みます
スティーブン・スピルバーグ監督が、自身の生い立ちを基に作り上げた物語ということで鑑賞。これは素晴らしい。映画を作り上げる事というのは人生そのものなんだなって。
"芸術家は素晴らしい作品を残す一方、理解もされにくく、色んなものを捨てながら孤独に生きるものである"というような意味合いのことを言ってたおじさんとのシーンが胸に残った。
その言葉を受けた上で、家族の関係の在り方や人と人との紡ぎ方、映画作りと関わりのあるものは至る所にあって、そういった色んなことを経験して、何かを捨てながら、また何かを得ながら、今のスピルバーグ監督があるのだなと。
2時間半があっという間だった。それにしてもラストの終わり方の切れ味凄いなぁ...素晴らしい傑作だった。