初めて観た「映画」というものの衝撃、そこから生まれた、止まらない「撮りたい」という衝動。
少年が趣味で撮ってるんだけど、嘘に見えないためのさまざまな工夫やアイディアが、大胆だしすごいと思った。
例えば拳銃を発砲するシーンが嘘っぽく見えるという、普通はそんなこと思わないし、思っても撮った映像でそのまま編集するだろう。
だからやっぱり、彼のアイディアや思いつきは、天から授かった特別な感性なんだと思う。
そんな彼が、いちどはカメラを手放し、映像から離れてみるが…。
家族の物語としてはとても良かったんだけど、私の見たかったのは、エンディングから少し先の物語だったんだよなー💦
もちろんスピルバーグの描く自伝的作品なので、どんな人生を歩んできたのか興味はある。
でもこれは多分、世界中のどこかで無数に起きていた、家族の物語のひとつ。
でも、否定したくない、彼の大切な大切な物語だから。
個人的胸アツポイントは、映画界のレジェンドと、のちにレジェンドになる少年の対面！！！
しかも待ってる間のカメラワークが最高すぎる…何もないドア側からぐるりと部屋を見回すカメラ🎥、すると1枚のポスターが！「きゃー！」ってなってたら、壁一面に貼られたポスターが次々と…✨✨✨
わわわ、これから対面するんだ！
と、こっちまでドキドキしていたw
からのデヴィッド・リンチー！！
このシーンだけでも、観てよかったと思ったし、名作ではないかもしれないけど、大事にしたい作品だと思いました。
