最高か!!!
脚本も構成も作画も劇伴も、全てが完全に融合していて、没入感と高揚感が半端ない。
デストピア感とゆるゆるの日常が、対比というよりは「そこは地続きで、ほんの少しのズレで平和な日常はなくなる」という絶妙なバランスの上にあって、つまり「地球はクソやばい」のだ。
POPな風呂敷に包まれてるけど、この世界のどこにでも存在する違和感、正しいとか忠実という思考の恐ろしさ、様々な要素が、ちょっとずつ身に覚えのあるリアリティになって、ゾワゾワする。
問題提起と言うほどの仰々しさはないのに、サラッと後頭部を蹴り飛ばされる感覚。
SNSの「みんな」とか、なんの裏付けもない「東京はやばい」とか、誰も自分の目で確かめてないのにそれを「正」とする謎の集団意識も、いい感じに気持ち悪い。
逆に、ひろしの言うことはいちいち真理だなと思うし、ひろしのクズ加減と男前加減が、声が付くことで、より良いキャラになってる!
特撮感のあるメカデザインが大好きとか、「侵略者」に対して罪悪感というか苦い気持ちがずっと付きまとう感じとか(ラストは特に!)色々伝えたいことたくさんあるんだけど、好きな作品ほどまとまらなくて言葉が出てこないんですよね😂
細かい解説は他の方がして下さってるので、私はとにかく「観て!ほんのちょっとでも気になってるなら絶対観て!」とだけw
あ、第9地区好きな人は観てみて欲しい♡