このレビューはネタバレを含みます
終わり方…
なんかもう本当にめちゃくちゃ良かった。
ありがとうございます。
スピルバーグ作品ってどうしてこう何でもない全てのシーンが胸に染み込んで来て微笑んでしまうのに同時に泣きたくなるんだろう。
ストーリーは特段ドラマチックでも無く平凡ですらあるのに、画面いっぱいに愛情が満ちてて、鮮やかで、切なくて、幸せで。
あの終わり方にすっごい笑顔にさせられて、更にエンドロールのジョン・ウィリアムズ節にもハートをギュンギュンよしよしされて、うるうるしながらそれでも泣かずに終えられたのに、観終わってすぐ始めた2周目、映画館を怖がるサミーにミッツィがキラキラの笑顔で言う"映画を観終えたら笑顔がこぼれっぱなしよ"って台詞に打ちのめされて、信じられないくらい泣いてしまった。
私は今まで一体何回スピルバーグ監督の映画を見終えた後笑顔をこぼれっぱなしにさせられて、何日も繰り返し思い出しては笑ったり泣いたりしてきたんだろう。
少年サミーはずっとお母さんに教えてもらったキラキラの映画を撮り続けてきたんだなぁと、気付いてしまうと駄目でした。
"出来事には意味がある"
胸に優しくズンとくる。
今日も生きれてて良かった。素直にそう思える美しい作品でした。
やっぱり私は映画が大好き。