RYUYA

フェイブルマンズのRYUYAのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
確かにこれだけの名匠となると“自伝的作品”で尺が伸びるのは分かるし、内容もめちゃくそ素晴らしかったが、だからこそ“自伝的作品”を100分に収めた『ベルファスト』の凄さも考えちゃう。スピルバーグもケネスブラナーもすげぇよって話っすな...。やっぱり、これだけ数多くの名作を生み出して、長いこと監督を続けてきた人がついに放つから“自伝”の重みが違うのよね...。誰とは言わないけど「自伝」が早いやつ、多いんで...。それよりまずお前誰?だし...。おっと変なスイッチ入りそうなんで話を変えて、「列車」と「クラス旅行」が映画のルーツなの、めちゃくちゃアツかったっす。自分も映画監督の端くれも端くれ、もはや箸割った時に生じる嫌なササクレくらいの端くれなので何も分かったつもりではいないけれど、恐れ多くも共感する点が多かったっす。友達と飲み行った時に「こいつ映画監督やってるんすよ」と紹介された時の恥ずかしさったらないからね。友達、あれやめて。あれキツい。「映画監督と友達の自分すごいでしょ、人脈多岐に渡るでしょ」感キツいから。確かに俺は映画作ってるけど、俺のことなんて誰も知らねぇから、テキトーにフリーターにでもしといてください。あ、結局変なスイッチ入ってたっぽい。でもアレだ、みんな大好きだよ(ハート)。
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