ヘビメタおやじ

ゴッド・オブ・サンダー ラグナロクの戦いのヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

2.5
2151本目。アサイラムの題字を見たときに、見方をB級にシフトしました。そうして見れば、ストレスなく楽しめる作品でした。まあ、題名からして「マイティ・ソー」のパクリなのですが、かなり北欧神話に忠実な雰囲気でした。世界の滅亡という大事なのに、出てくる人物は数名、衣装はそれなりに工夫されているけれど中はTシャツ、舞台は人影の一切ないのどかな場所、というB級あるあるを楽しめます。それにしても、こういう作品が商業的に制作され、需要があるアメリカという国の文化のおおらかさには驚きます。どんな人がお金を払って、映画館で見ているのでしょう。日本のように劇場が定額ではなくて、作品によっては暇潰しとポップコーン目当てで行ける料金なのだろうと思いました。