ヘビメタおやじ

グッバイ、リチャード!のヘビメタおやじのレビュー・感想・評価

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)
3.0
2221本目。やはり余命ものは、どこにもたどり着けないから苦手だと思いました。余命を知らされて、心の枷を外した主人公の大胆な行動は面白いのですが、前提が前提だけに笑えるユーモアではありません。余命ものはエンターテインメントとリアリティーのバランスが難しいと感じました。主人公の「今、この瞬間の人生を大切にしろ。」というメッセージも、そのまま言葉で語られてもなあ、となりました。全体的に結構シニカルなトーンなのですが、ラストが情緒的なのも肩透かしに感じました。それでも、ジョニーさんの魅力は十分伝わってきたから、流石です。