地球外生命体

カミングスーンの地球外生命体のレビュー・感想・評価

カミングスーン(2008年製作の映画)
2.8
『心霊写真』(2004)や『フェート/双生児』(2007)などの共同脚本を手掛け、『ラッダーランド/呪われたマイホーム』(2011)でタイ版アカデミー賞作品賞を含む6部門を受賞したソーポップ・サクダービシットが2008年に発表した監督デビュー作で、映画館を舞台にしたショッキング・ホラー。

タイで2008年興行成績第8位となる大ヒットを記録した。主演は人気歌手で本作でも挿入歌を歌っているパンチこと、ヴォラカーン・ロジャナヴァチャ。

映画館で映写技師をしているシェーンは、金に困り同僚と一緒に新作ホラー映画「復讐の霊魂」を夜中に上映し、それをビデオに録画して海賊版VCD業者に流出させるという犯罪に手を染めてしまう。だが、その作業中に同僚は失踪、やがて深夜の映画館では映画の内容と同じような奇怪な現象が次々と起こり始める。「復讐の霊魂」は幼い子供たちを誘拐して目をくり抜き、絞首刑になった老婆の恐怖が描かれていたが、それは30年前に実際に起こった猟奇事件を基にしていた。シェーンと彼のガールフレンド、ソムは事件を調べ始めるが、やがて無断で映画にされたことに怒った老婆の霊が、シェーンやソムに襲い掛かってくる…。
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